第10回 仲山 晃平 「Jr Youth時代を振り返って」

「Jr Youth時代を振り返って」
18期生卒 仲山晃平
今回は自分がジュニアユース時代に学んだことや後悔したことなどを文章にしました。
まず、自分がジュニアユースのみんなに大切にしてほしい大前提のものがあります。それは「仲間」です。仲間がいてこその3年間だと思うので、自分の仲間と仲良く、大切にしてほしいと思います。
<チーム全員で>
ここからは自分がみんなに伝えていきたいことを書こうと思います。自分のジュニアユースの活動中は全力、本気、真面目に取り組む選手だったと思います。でも、家に帰ってから、ジュニアユースの活動がない日、雨で活動が中止になった日に何をしていたか、思い返すと自分のためになるようなことはしていませんでした。そんな選手がいるチームに結果もついてくるはずなく、僕がいた18期生は大した結果も残せずに3年間を終えました。サッカーをはじめとするスポーツは勝ってこそ楽しいものだし、仲間と喜びを味わえる最高のものです。だからこそチーム全員が1つとなって努力してほしいのです。1人が努力していても、他の人が努力しなければチームにはならない。サッカーは団体競技であるということを忘れないでほしいと思います。Jr Youth、最後の1年間、県リーグを戦いました。結果は3位とチームを一部に挙げることはできなかったけど、毎週やってくる試合に向かって、仲間と1つになり練習に取り組むことができたことが好成績につながりました。

<GKというポジションの特性から>
また、みんなに理解して欲しいことがあります。自分がやっているゴールキーパーというポジションは孤独で、理解者が少ないポジションです。そんなキーパーの練習は死ぬほどきつくて、残酷なものでした。そんな練習を経験し、今になって言えることは、無駄な練習などひとつもないということです。きついトレーニング中もコーチたちが「選手のどこを伸ばしたい、どこがまだまだ足りない」ということを考えた上でのメニューだと信じて臨んでほしいです。やってる時に楽しい練習もあれば、今すぐ足を止めてしまいたいと思う練習もあるでしょう。でもその練習が終わればそんなことは忘れて仲間と馬鹿やって笑ってるってことを覚えておいてください。
<オフザピッチ>
今までONの話をしてきましたが、最後にOFFの話をしたいと思います。みんなはこの後、高校や大学、就職というステップが待っています。そこで苦労、後悔しないために勉強は本当にやっておいてください。おそらく今やってない人は後々後悔することになるでしょう。コーチ自身がそう思っています。みんなには悔いのない学生生活を送ってほしいです!
<ALL  IS  WELL>
最後に自分が大切にしている言葉を送ります。「All is well」きっとうまくいく。という意味です。努力は結果が出るまで努力にはならない。ゴールはそんな簡単に見えるものじゃないけど、きっとうまくいく。そう心に思いながら自分を日々高めていきましょう!