スタッフが語るチーム三郷 「あらゆる角度からのチーム強化」
「福田先生、、、サッカーがしたいです、、、」
と、代表の福田に電話をしたのが、今から1年半前の20年12月の事です。
一体、何の話だ?と思われる方もいらっしゃると思いますが、
本テーマであるチーム強化の話に繋がるため、まずは私が三郷Jryouthに戻ってきた経緯についてお話したいと思います。
私は3期生として三郷JrYouthに所属していました。
高校・大学・社会人と様々な経験を積み、ふと自分の人生を振り返った際に【明日死ぬとしたら自分の人生に悔いがなかったと言えるのか】を考えるようになりました。
答えは【悔いが残る】となり、何をしたいのか。と考えた際に、
【強い三郷JrYouthに関わる人々がサッカーで熱狂し、雇用含めて、三郷市に良い循環が生まれるエコシステムを作る事】
が、私の人生を賭けてやりたい事だと思い、冒頭の福田への電話に繋がります。
チーム強化と言っても様々な視点があり、全てを同時に叶える事は不可能です。
何を優先するかスタッフ全員で議論した際、意見が割れるかなと思っていましたが、
全員一致で【PLAYERS FIRST】
これからもこのチームは大丈夫だと確信した瞬間でもあり、もっともっと強くなれる!とも思った瞬間です。
今後のクラブ方針や意思決定の場面では、必ず【PLAYERS FIRST】を大前提に決断していく事は、この場を借りてお約束致します。
前置きが長くなりましたが、具体的なクラブ強化についてです。
やりたい事・やらなくてはいけない事は多岐に渡りますが、スタッフ全員で策定した中長期ビジョンに則り、進行していきます。
全てを記載する事は難しいので、一部優先度が高いものを記載いたします。
▼選手
・トレーナーの設置
選手の成長に合わせたトレーニングやケガの予防・ケアが目的。
私の高校時代の同期で浦和南高校サッカー部やプロチームである東京ヴェルディアイスホッケーのトレーナーを務めた理学療法士の人間と、中学年代の選手向けにカスタマイズしたトレーニングメニューやリハビリのサポート体制などを協議しており、年内にはトライアルを実施予定です。
・食育
基礎体力や体の成長に適した食育サポートが目的。
管理栄養士によるサポートを実施予定です。
・パーソナル管理
身体測定やフィールドテスト、通知表など選手のあらゆるデータを蓄積する事でのデータドリブン。
進路指導などサッカー以外にも過去のデータから対策と傾向を出す予定です。
・学習
ワークショップ型で選手間のコミュニケーションの活性化、他律的ではない自律的・主体性を持った選手育成が目的。
思考・コミュニケーションスキルなどコンサルティングファーム勤務の馬上コーチによる頭のトレーニングを実施予定です。
▼保護者
・公式戦などのリアルタイム放送
veoの導入で過去試合の閲覧や振り返りは可能になりましたが、リアルタイムでの放送が実現できていません。
様々なツールがあり実現は可能だと考えておりますので、出来る限り早く実現したいと考えています。
・送迎の負担軽減
各学年でのマイクロ・バンの確保。
単純な台数増加ではない運用効率の向上を目指し、今以上にご負担を減らしていきたいと考えています。
▼クラブ
・人工芝の専用グランド
これは悲願です。官公庁との交渉・連携で必ず達成します。
・スポンサー
PLAYERS FIRSTを実現するためには、安定的な財務基盤の確保が必須だと考えています。
Team三郷を実現するために地元・近隣地域のサポーターを増やし、財務的な安定を目指します。
・クラブのデジタル化
クラブ運営は旧態依然な労働集約的で属人的な対応が多く残っています。
指導という観点での付加価値を向上させるため、バックオフィスなどの業務はデジタル化を推進してまいります。
・スタッフのスキルアップ
クラブ強化で最も重要一つだと思っています。
外部研修や講師を招いたサッカーへの理解を深める場、チーム内でのナレッジ共有など、スタッフ毎の積上げではなくクラブとしてアセットしていきます。
・地域活動の強化
地域の理解でチームが成り立っている事を改めて理解し感謝する。
ボランティア活動やイベントなどを開催し、地域との繋がりを強化し愛されるチームを目指します。
上記は、
意思あるところに道は開ける精神で、三郷のスタッフは全て実現できると本気で考えています。
そのための努力は怠りません。
代表の福田が25年間積上げてきた三郷JrYouth。
この素晴らしいチームを次のステージに引き上げるために、皆さんとTeam三郷2.0を作り上げていきたいと考えています。
険しい道のりだと感じる事もありますが、街クラブを代表する存在になり、三郷に関わる全ての人を熱狂させるチーム。
Team三郷の皆さんとであれば、出来ないわけがありません。必ずやれます!
必ず達成していきますので、引き続きのお力添えをお願い致します!
佐藤洋平