個々の成長に合わせた指導

スタッフが語るチーム三郷 「個々の成長に合わせた指導」

中学生年代では心身共に大きな変化があり、大きく成長する大切な時期である。三郷 jr youthでは、そのような大切な時期に個々の成長に合わせた指導を発足当初から掲げて、個性豊かな選手を輩出する為の指導を行っている。

足が速い選手、基本技術に長けてる選手、リーダーシップを発揮できる選手など選手の個性は十人十色である。それぞれが持っている個性を殺さず、かつ将来的に活躍ができる選手を育て上げることが我々の使命である。
そのために定期的なミーティングや面談、試合日誌の取組み、veo導入による試合の振り返りなど様々なことに取り組んでいる。個々の選手に応じたアプローチの仕方でアドバイスを心がけている。三郷 jr youthでは、若いスタッフやベテランスタッフ、また、強豪校やクラブユースに所属していたスタッフが在籍しており、あらゆる角度からのアドバイスを受けることができるのも一つの特徴である。スタッフの年代問わず、活動時間外での自主練習にスタッフも付き添い、個々に合わせた課題に対して一緒にトレーニングをすることも日常茶飯事だ。選手と近い距離でコミュニケーションを取れるような環境作りも心がけている。また、様々なアドバイスを受けることで、プレーの選択肢や色々な考え方が生まれる。ただし、ピッチ内で判断するのは選手本人であり、自分で考えて状況に応じて正しい判断をしなければならない。

そのためにも、三郷 jr youthでは、「自ら考えて動く力」をオフ・ザ・ピッチでも要求している。オフ・ザ・ピッチで率先してチームの仕事を行ったり、選手自身で話し合いをしたりなど自ら考えて動くように促している。全員が自立した行動ができる選手になるために、「気づき」を与えることも、指導していく中で意識していかなければならない。

私自身、三郷 jr youthで学んできた事が土台となり、社会人になった今でも活かされている要素が大いにある。サッカー選手としてだけでなく、一人の人間としても成長できるよう、一人一人の成長に合わせて指導していきたい。

柳田竜成