保護者からみたチーム三郷2

スタッフが語るチーム三郷 保護者からみたチーム三郷2

息子には三郷 Jr に入会する前に、2つの選択肢があった。

1 慣れ親しんだ小学校の仲間と一緒に、中学の部活をやる。
2 今とは違う環境で、より高いレベルのサッカーを目指し、専門のコーチに指導しても
らう。
決定打として、息子本人の意思で質の高い環境でサッカーを学びたい気持ちが強く、三 郷 Jr を選択した。
入会して間もなく合宿があり、そこではサッカー面だけではなく、生活面(挨拶、時間 厳守、集団行動、食事、自己管理)なども、仲間と共に質を高めることができる。
生活面においては、当たり前だと思われがちなことだが、なかなかできないのが現実で ある。オフ・ザ・ピッチが出来ない選手に、オン・ザ・ピッチで優れたパフォーマンスが 出来ない。そこで合宿を通して、自分たちの今までの甘えや行動を振り返り、基本的なこ とを身につけることができたことで、人間としても成長することが出来た。
サッカーでは、技術面(止める、蹴る、運ぶ、基礎技術など)をメインに、体力面(体 幹、長距離など)の強化もある。体力づくりの為の走り込みはかなり厳しいが、仲間と共 に切磋琢磨し、厳しい合宿を経て出来上がったチームワークにより、遅れ出した選手の背 中を押してあげたりするなど、最後まで諦めずに仲間と協力し、やり遂げる姿も見られ た。このようなことは、合宿だけでなく、日々の練習の積み重ねも活きており、選手を精 神面でも体力面でも大きく成長させた。
このような合宿を通して子供が成長をする中、我が家では親としてどんなサポ-トがベ ストなのか見直すいい機会にもなった。
三郷 Jr は様々なフォローアップがあり、その1つとして保護者会がある。そこでは、学 年の壁を越えてチーム全体の情報共有ができ、コーチとも他学年の保護者ともコミュニケ ーションを円滑に図ることができる。中学生となると、子供の将来を見据えた高校の進路 は非常に重要であるため、様々な有益な情報を得るためにも、コーチとの面談や保護者同 士のコミュニケーションも盛んである。このように、三郷 Jr ならではの子供・コーチ・保 護者の連携が密に取れている環境のため、一人一人が高い意識を持ち、日々の活動に真剣 に取り組めるチームだと思う。

三年間、息子と共に親として様々な角度から見て感じた事を今後は若いコーチと協力し つつチームの向上に向けての指導をしていきたいと思う。

長谷川 光隆