第4回 今泉 賢人 「記憶に残る試合」

Jr Youth 時代で記憶に残る3試合
今泉 賢人

私の記憶に残る試合は、3年の埼玉選手権の3位決定戦大宮アルディージャジュニアユース戦です。
自分達10期生は、U-13はベスト8、U-14、U-15のトップリーグでは準優勝、日本クラブユース選手権、高円宮杯では関東大会に行く事が出来ず、何も成し遂げる事が出来なかったので、最後こそはと自分はその大会で『優勝』という目標を掲げて挑みました。
チームは順調に準決勝まで勝ち上がる事ができましたが、F E S T Aに1-2で負けてしまいました。その時点で自分の目標が途切れてしまいました。チームを勝たせられなかったことに責任をすごく感じ、このままではいけないと思い、帰りに床屋に行き頭を丸めました。
その次の週にアルディージャとのゲームがありました。それまで自分たちの代は2回アルディージャとゲームをした事がありました。1度目はU-13の時に行い、0-3で負けました。2度目はU-14の時に土のグランドで強風の中という少し自分たちが優利な状況で行い、1-0で勝つ事が出来ました。
アルディージャとは1勝1敗の中でのゲームになりました。今回は秋葉の森でゲーム。素晴らしいピッチ、相手には知り合いも何人かいたので絶対に負けたくない。勝ち越して終わる。という強い気持ち、高いモチベーションで試合に臨みました。結果は前線の活躍もあり、3-1で勝つ事ができました。
その年のアルディージャは全国3位になった事があるようなチームだったのでものすごく嬉しかったですし、次のスッテップに行くにあたり、自信を持てるゲームでした。


私の記憶に残る試合は、3年生のトップリーグVSクマガヤS C戦です。
なぜ記憶に残っているかというと、守備は0で抑える事ができ、自分自身も1点決め、3-0で勝つ事が出来たからです。
相手のセンターバックにはアルディージャに内定している選手がおり、結果に強くこだわった試合でした。自分が点を決めたシーンはコーナキックからのヘディングだったのですが、そのマークが彼で頭の上から叩けたのが今でも鮮明に覚えています。
自身が得点し、無失点で勝つという結果が出せたのでものすごく記憶に残っています。


私の記憶に残る試合は、2年生の時に出場させてもらった日本クラブユース予選の関東
決定戦VS FC武南戦です。そのゲームは、スカウティングもしてあり、1週間いい準備をして高いモチベーションで試合に臨む事ができました。
前半はあまりうまくいかず、守備に回る時間が多く何度かピンチもありましたが、前半を0-0で折り返す事ができました。ハーフタイムに自分に対して福田代表から叱責され、考え込んでいたところにセンターバックを組んでいた先輩からフォローをしてもらい、後半に向かう事ができました。
後半は徐々に攻撃できる回数も増えてきて、F Kで先制しました。その数分後に、コーナキックを自分が直接決め、2-0にしました。その後の相手の猛攻を抑え、2-0でゲームを終   えました。試合が終わった瞬間嬉しさとこれまでにない達成感がありました。1週間の準備や緊張感からやっと解放された感じでした。
その後の順位決定戦は気の緩みから連敗してしまったが反省点です。その流れで関東に行ってしまったので関東で勝利という結果が残せませんでした。