パシオン通信2022年最終号【U-12】

準備

2022年は最高学年として、勝負の年となりました。4月から始まった4種リーグでは、全勝での優勝を目標に駆け出し、前期を終えて強豪のチームにも勝利し、全勝で1位。このままの勢いで後期に向かいたいところでしたが、いきなりの黒星となり、全勝の目標は途絶えてしまいました。「本当にこのままでいいのか?君たちがやってきたものはこの程度なのか?」そう伝えました。4年生から始まった1期生の持ち味はなんといってもスピード感と力強さです。その武器を発揮しなくては勝利はできない。奮起した選手たちのおかげもあり、151敗で4種リーグを1位でブロック優勝することできました。

10月から始まった全日本少年サッカー大会県大会。この大会は、昨年も出場し、1回戦に延長で負けてしまった記憶がスタッフにも選手にも鮮明に残っていました。今年は1回戦シードだったこともあり、余裕を持てましたが緊張感はありました。初戦は、やはり苦しいゲームとなりましたが、なんとか先制。そこからは苦しいゲームが続きましたが、「去年ここからやられている。もう一度締め直そう。」と檄を飛ばし、後半ATに追加点で勝利できました。3回戦の狭山台グリーン戦は、過去一番といってもいいくらいの最高たゲーム。選手たちの頑張りに感謝です。4回戦はベスト4に残った大宮アルディージャ。やはりレベルの差は大きくありました。選手たちは肩を落としながらも、レベルの差にショックを浮かべている表情でした。

もう一つの県大会でもある、4種選手権は、さいたまシティーノースとのゲーム。大雨の中、前半2分の失点と残り2分での失点。立ち上がりと終わりの2つの時間帯で負けました。

ここまで大会のことを並べてきましたが、今伝えたいことは「準備力」です。これは福田前代表が常日頃伝えてきた言葉でもあります。選手のみんな、試合や練習の前の準備はどうだっただろうか?プレーとは関係ないところでコーチに注意されていないだろうか?挨拶、返事、準備は完璧だろうか?サッカーは全ての行動が繋がっています。

まだパシオンとしての活動は3ヶ月あります。他のチームも大会がなくなり、モチベーションが落ちきてます。しかし、ここがチャンス!ここで成長できた人が、ジュニアユースでのスタートをよく切ることができます。まだまだやるべきことはたくさん!まずは準備からしっかりとやっていこう!

保護者の皆様、2022年は本当に多くの応援に助けられ、そのおかげで勝利することができました。選手たちが折れた時も決して1人も声援を止めることなく、時には檄を応援席から飛ばしてくれ、とても刺激になりました。

パシオンとしての活動は3ヶ月【しか】ありません。「パシオンに来て本当に良かった」と3/26の卒会式を迎えることのできるよう、スタッフ一同サポートしていきますので、2023年も引き続き、ご支援よろしくお願いいたします。